川崎北高校 情報科.net
めざせ!ワープロ検定 
 
2003/04/14更新
 ■ ねらい
  • ローマ字の入力の方法を身につけ、どんな言葉も入力できるようにします。
  • 日本語入力に慣れてきたら、速度練習、ビジネス文書にチャレンジしてみます。
 ■ 導入(15分)
  • 先週の続きとして、キータイプ練習ソフトを使って、タッチタイプ練習をする。
  • プレゼンテーションで日本語入力についての説明をする。 プレゼンテーション(ppt形式)
 ■ 展開(30分)
  • ローマ字入力とカナ入力

     限られたキーで漢字を入力するには、一度ひらがなを入力し、それを漢字に変換する必要があります。その作業のことをカナ漢字変換(FEP)といいます。カナ漢字変換の入力方法には、ローマ字入力とカナ入力がありますが、パソコン、ワープロを初めて使う人には、キー配列を覚えるのが簡単なローマ字入力の方がお薦めだと思います。

    入力方法

    長所

    短所

    ローマ字入力

    使うキーの数が少なくてすむ
    (約20個のキーの位置を覚えるだけでよい)

    キーを叩く回数が多くなる
    (1文字あたり2〜3回打つ)

    カナ入力

    キーを叩く回数が少なくてすむ
    (1文字あたり1回打つだけ)

    使うキーの数が多くなる
    (約50個のキーの配列をすべて覚える)

  • キー配列

    よく使うキーはごく限られたものですから、10本の指を使って打てるようにしましょう。
    よく見ると、「F」と「J」のキーは他のキーより窪みが深く、ホームポジションが指の感触でわかるようになっています。

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  • ローマ字対応表の説明
    あいうえお a i u e o
    かきくけこ ka ki ku ke ko
    さしすせそ sa si(shi) su se so
    たちつてと ta ti(chi) tu(tsu) te to
    なにぬねの na ni nu ne no
    はひふへほ ha hi hu(fu) he ho
    まみむめも ma mi mu me mo
    やゆよ ya yu yo
    らりるれろ ra ri ru re ro
    わをん wa wo nn
    がぎぐげご ga gi gu ge go
    ざじずぜぞ za zi(ji) zu ze zo
    だぢづでど da di du de do
    ばびぶべぼ ba bi bu be bo
    ぱぴぷぺぽ pa pi pu pe po
    う゛ぁう゛ぃ
    う゛う゛ぇう゛ぉ
    va vi vu ve vo
    ぁぃぅぇぉ la li lu le lo
    ゃゅょっ lya lyu lyo ltu
    てぃでぃ thi dhi
    きゃきゅきょ kya kyu kyo
    しゃしゅしょ sha(sya) shu(syu) sho(syo)
    ちゃちゅちょ tya(cha) tyu(chu) tyo(cho)
    にゃにゅにょ nya nyu nyo
    ひゃひゅひょ hya hyu hyo
    みゃみゅみょ mya myu myo
    りゃりゅりょ rya ryu ryo
    ぎゃぎゅぎょ gya gyu gyo
    じゃじゅじぇじょ zya(ja) zyu(ju) zye(je) zyo(jo)
    ぢゃぢゅぢょ dya dyu dyo
    びゃびゅびょ bya byu byo
    ぴゃぴゅぴょ pya pyu pyo
    ふぁふぃふぇふぉ fa fi fe fo
    うぃうぇうぉ wi we ulo
  • メモ帳を起動
    • FEPなしで入力
  • キーの役割
    • Enter 〜 改行、確定
    • Backspace 〜 カーソルの前の文字を消去
    • Delete 〜 カーソルの後ろの文字を消去
    • Space 〜 空白の文字、変換
    • Shift 〜押しながらキーを打つとキートップの上の記号(  !"#$%&'()=~|`{+*}<>?_ )が入力される。
  • FEPを起動
    • ALTキー+半角キー(起動と終了の方法)
    • ATOKとMS−IME
  • ファンクションキーの役割(ホワイトボードに板書)
    1. ひらがな(F6)
    2. 全角カタカナ(F7)
    3. 半角カタカナ(F8)
    4. 全角英数字(F9)[すべて大文字、すべて小文字、先頭大文字]
    5. 半角英数字(F9+F8)
    6. 記号(F10)
  • 練習問題1
    1. 川崎
    2. かわさき
    3. カワサキ
    4. カワサキ
    5. KAWASAKI(全角大文字)
    6. Kawasaki(全角先頭大文字)
    7. kawasaki(全角小文字)
    8. kawasaki(半角小文字)
    9. KAWASAKI(半角大文字)
  • 練習問題2(やれるところまで)
    1. コーヒー、カーレーサー、テープレコーダー
      (長音「ー」)
    2. 小売り、氷、狼、遠い、大きい、覆う、通り、お父さん、お姉さん
      (「う」と「お」、「い」と「え」〜×こうり、おうかみ、○こおり、おおかみ)
    3. 鼻血、縮む、地面、続く、都筑区、地図、顔を洗う、尾を覆う、気づく、築く
      (「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」、「お」と「を」)
    4. 関内、田園調布、案内、お茶の水、新栄高校
      (「ん」:NN〜×KANNAI、DENENCHOUFU、○KANNNAI、DENNENNCHOUFU)
    5. 救急車、領収書、コンピューター、牛乳ビン、教習所、病院、上級者
      (ねじれた音〜KYA、KYU、KYO)
    6. コップ、ホットドッグ、国会議事堂、鳥取砂丘、北海道一周旅行、別府温泉、リュックサック
      (促音:子音を重ねる〜KOPPU、HOTTODOGGU)
    7. ファール、フォント、パーフェクト、フィンランド、フュージョン
      (ファ、フィ、フェ、フォ〜FA、FI、FE、FO)
    8. ティッシュペーパー、フロッピーディスク、デュッセルドルフ、ハンディキャップ
      (ティ、ディ〜THI、DHI)
    9. ウィンドウズ98、ハードウェア、ウェットティッシュ、ウォルトディズニー、ウォッカ
      (ウェ、ウォ〜WE、ULO)
    10. 東京ヴェルディ1969、ベートーヴェン、ヴィーナス、ヴォーカル、ヴァイオリン
      (ヴァ〜VA)
    11. 国境、北極、標準設定、準々決勝、卓球場、東京特許許可局、汚職事件、御食事券、
      母は歯が綺麗だ、庭には二羽鶏がいる、バックトゥーザフューチャーV
      (複合問題)
    12. !”#$%&’()=`|−^¥ ̄@*+
      (シフトキーを押しながら)
    13. ♂♀☆○◎□△〒√@V
      (特殊記号)
  • 練習問題3(速度練習)
    1. 速度練習 20分
      • 4級の速度練習をできるところまで入力。 所要時間・名前を忘れずに記入
      • 文章をフォルダ「練習4級」に保存。ファイル名は出席番号と名前。
      • 終わった人は速度練習3級をやる。所要時間・名前を忘れずに記入。 
    2. 文章の印刷 10分
      • メモ帳の「ファイル」から「印刷」を選んでクリック
    3. 速度練習の続き 20分
      • 速度練習3級の第1回〜できるところまで入力。所要時間・名前を記入
      • 「練習3級」というファイル名で自分のフォルダに保存する。
      • 「練習3級」のファイルの印刷

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