平成13年度
パソコン部会第1回研修会
LinuxによるWindowsのための ファイルサーバー構築 

2001,5,24更新

【日時】 2001年5月23日(水)13:00〜17:00
【会場】 専門学校横浜電算学院
 横浜市旭区東希望が丘128-4
 http://www02.so-net.ne.jp/~ycc/

当日は雨が降っていて、希望ヶ丘の駅から会場までの上り坂はびしょ濡れになってしまいました。
専門学校横浜電算学院は小さい校舎ですが、中身の濃い指導をしているのが校内から伝わってきます。

【講師】 山本幸生先生
【内容】
LinuxによるWindowsのためのファイルサーバー構築
(1)領域の確保
WindowsとLinuxを共存させるため、Partition Magic 5.0(Power Quest)を使って、8GBのHDを
Windows=6GB、Linux=2GBにサイズ変更する。
  • ウィルススキャンがかかっているとダメ。
  • LinuxのルートはHDの先頭から8GB以内になくてはならない。
(2)Linux (VineLinux2.1)をインストール
IPアドレスの設定、Xwindowの設定など
前回(2000年12月)の研修以来2度目の体験でしたがすっかり忘れてしまったので慎重にやりました。
(3)セキュリティの設定
ntsysvコマンドで使用するデーモンにチェックをつける
geditコマンドでスーパーサーバのデーモンを絞る
スーパーサーバを再起動
(4)sambaの設定方法
3つの特別なセクション〜[global]、[homes]、[printer]
4つのセキュリティ設定〜security=share、security=user、security=server、security=domain
ユーザごとの共有〜ログオンしたユーザーのhomeディレクトリが作られる
このあたりで核心に近づき、面白くなってきました。さんざんNTのログオンスクリプトなどで苦労したのに、
Linuxであっけなくユーザごとのhomeディレクトリができたのには驚きました。
(5)SWATの使い方
sambaの各種設定をwwwブラウザ上で設定できる。
(4)その他
ドメインコントローラについて
ユーザの一括登録
NTserverとの共存など
受講者の多くはNTserverでユーザ管理、Linuxでファイルサーバーという方向を目指しているようでした。
【感想】 前回と同様、相変わらずLinux初心者のまま参加してしまいましたが、受講者の多くLinuxの達人で、コマンドをパキパキと
入力する姿に圧倒されてしまいました。
でも、自分のWindowsパソコンをLinuxと共存させてみたくなりました。

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